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ナツノトビラのトビラ
美術 イメージ画像

既製の劇場での本公演は維新派にはめずらしい。野外と劇場の一番大きな違いは空、劇場には天井があるが野外では見上げればどこまでも続く夜空。「ナツノトビラ」のセットは真夏の一日。目のくらむような都会の白昼の夏、夕方の路地の夏、そして夏の夜空では皆既月蝕が起こる。

次に注目すべきは奥行き。40メートルもの奥行きを自由に使っていた野外とは違い、劇場の奥行きはせいぜい16メートル、しかし、どこまでも続くように見えるビル群は奥行きの狭さを感じさせない。これはスクリーンにおさまった映像ではわからない、客席からみなければ。