There are no translations available. 事務所にて再びの模型制作です。 こないだ完成させたのは地形模型で、今度はそこに大まかな舞台と客席を作っていきます。
台本も何もまだなんら無い現在ですが、豆乳から豆腐が固まっていくみたいに、舞台像はじわじわと姿を見せてきています。
![]() 美術班のヘッド・森くんに、文字通り頭脳作業と司令塔となんか難しいとこは一任しつつ、黙々とスチレンボードを切り貼りしていきます。 今日は調子づいてカッターでギリギリやってたら、カッティングシート代わりに使ってた新聞を刃がガンガン突き抜けてました。事務所の机に付いた雨みたいな傷は私です、すみません。
多分、これが完成したら再び模型を眺めながら、創造の間欠泉の如き美術ミーティングが繰り広げられ、舞台構想は練りに練られ、いよいよ精密な舞台模型作りに入ります。三段階踏みます。なかなか長丁場です。
『丸太三千本』てのを地形模型よりも縮尺を上げて表現していくわけですから、なんですか、丸太たる表情とか割と結構見えちゃうような気がするんですけど、やっぱり一本一本作っていくんでしょうか。竹ひご三千カット&ペイントするんでしょうか。
それは大袈裟でも、今期の美術・黒田さんのもと作り上げてゆく舞台模型は、もうそれ作品じゃない?ってくらい出来が良いったらなかった、うん年前のキートンのサビッサビの懲りッ懲りのディティールディティールな舞台模型の歴史があるので、なんだか今からもう緊張しますね。ちょっと怖いですね。
皐月の頃、再びの黒田アトリエで静かなる模型作業がスタートすれば、初めて維新派に来た日を思い起すのは必至です。遠い目でカッターやってたら血を見そうです。
![]() サァサァと止むことのなかった雨の犬島で、あっちうろうろこっちうろうろして実測した細かな値は、B1仕様縮尺により誤差にしかならなかったんですが、あんなに広大だった精錬所跡地も、模型にすると端から端まで簡単に目で走破できてしまうという、このゴッドな目線は気持ちいいなぁ。 地形模型から作り出す舞台模型は初めてでした。
社会科は嫌いだったので、等高線とか地図記号とか、資料見てもなんかよくわからんままですが、やっぱり自分らの作りもんとして取り掛かると面白いもんですね。この目で見てきた犬島の地形が記号化される感覚が面白い。
![]() なんですかね、この蛇の道は。どこまで奥舞台なんですかね。この物量。模型で見ててもう恐ろしい。人力で全部やるんか。恐ろしい。でも多分成っちゃうんだから、人間てのは凄く恐ろしいですね。 このスロープやら客席やらが早う立たんことには、真夏の太陽から逃れられる陰はどうやらないらしいので、もういの一番に作って欲しいとこですホント。
(大石美子)
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