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[維新派] nostalgia 《彼》と旅をする20世紀三部作

イントロダクション

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イントロダクション

「nostalgia」は、身長4mの巨大な主人公の<彼>が登場します。
<彼>は、20世紀という特異な歴史と地理を漂流した旅人です。

それゆえに巨大化した<彼>。巨人をつくりあげた20世紀の歴史と地理とは何なのか、日本からブラジルに移民した一人の日本人の半生を追いながら、それを探ります。

「20世紀三部作」の第一部となる本作品は、移民船、南米各地での暴動、そして、金鉱、アメリカへと矢継ぎ早にくり出すシーンにより、演劇におけるロードムービーの一つの形を提示しています。
史実に基づいたフィクションを、映画的手法による演劇でみせることに挑戦しています。

また、野外での公演をメインとする私たちですが、今回は劇場であることを逆手に取り、屋外では難しい、役者の肉声を、直接客席に届けることができました。

肉声から得られる、舞台芸術の原初的感覚を、きっと共感していただけるでしょう。

ストーリー

1908年、ブラジルへの移民船、笠戸丸。日本人少年ノイチは、ポルトガル移民のアンと恋に落ちる。成長したノイチは、ある日突発的に人を殺してしまう。

ブラジルを離れることとなったノイチは、アンと先住民のチキノをつれて、南米中を転々とする。

放浪の過程で、日本人排斥運動やクーデターに巻き込まれ、散り散りになってしまったノイチたち。彼らは再び出会うことはできたのだろうか。