特設ページ トップへ [nostalgia 《彼》と旅をする20世紀三部作 #1 ロゴ]

[維新派] nostalgia 《彼》と旅をする20世紀三部作

プロダクションノート

照明:三浦あさ子/音響:move 田鹿充 インタビュー 1/5

画像
◆三浦さんは、今回初めてご一緒させていただくのですが、維新派との出会いから、聞いてみたいなと思います。
◇三浦:私は1988年に維新派を観たんです。京大西部講堂で。それからはわりと続けて観ていましたよ。最近のは逆に観てなかったけど、なんかものすごくお客さんが増えた時期があって。あの前後くらいから、急激に増えたでしょ。あのころ観に行ってた人なんです、私。
◆最初に今回の話を受けたとき、嬉しかったですか?
◇三浦:いや、断りたかったですよ(笑)だって、手に余ると思ったから。だって、仕事だから。成功することが第一条件で、失敗できない。今までやってきたことと比べて、格段に規模が大きいわけで。
もちろん、今回は野外じゃないので、そこはまだ違うかもしれないけど、ものすごくリスクが大きい。力不足だったとき、維新派って期待されてる劇団だし、私が観るのが好きで観てたのとか考えたら、なおさら。もし、
お客で観に行って、しょぼかったり、面白くなかったら、私怒ると思うもん。それを引き受けれるかってとこだしね。 松本さんとも、元々見知っていたわけではなく、吉本さん(「nocturne」「キートン」照明担当)の推薦ってことでだったから、そことの不安もあった。私はこんだけ長い期間の公演をやったことがあるわけではなかったし。でも、お任せしますってメールも来ちゃったし。まぁ、もっと若くて元気のある人なら、冒険心もあってやってみたいって言ったかもしれないけど、それよりは、辞めといた方がよかったんじゃないかっていうのもあったのも確かだしね。やっぱ、観てて面白いと思っていたイメージを壊したくないじゃない。観てる方も、常に面白いものを観たいと思ってるわけで、そこに私も責任を負わなくちゃいけないっていうのは、難しいとこだなぁと思ってました。
◆三浦さんのように、いろんな場所でやられている方でも、このくらいの規模というのはあまり経験する機会は少ないのですか?
◇三浦:滅多にないというか、初めてですよ。元々、小劇場の方だったので、大きな舞台やツアーものもあまりないし。だから、同じ公演を違う劇場でってのも、1年に数回で、ほとんどないです。だから、びっくりしましたよ(笑)
◆田鹿さんは、逆に、維新派との付き合いが、もう10年以上になるんですよね?
◇田鹿:そうそう。僕は「ROMANCE」が初めて。あれ、面白かったですよね。衝撃的でしたもん。あのころってまだ、僕会社のバイトで、高校卒業したてのバイトで。お前、ちょっとこれ行ってこいって。当時、会社から舞台のイメージ図みたいなんを渡されて、機関車の。前で、男と女の人が向かい合ってて。どういうことやねんって、とりあえず行ったら、うわ、何じゃこれって。何しはんのやろ、この人らって。こんなことやってええんやって、思いましたね。そこで、行ったら行ったで、お前暇やろって言われて、イントレの一番上から旗落とすの手伝ったんですよ。高所恐怖症やから、めっちゃ怖くて、やったら、うちの社長が「落ちたらどうすんねん!」ってなったんで、一回限りで終わったんですけどね。(笑)