犬島について
維新派が上演したその当時は、今ほど整備されていなかったため、銅の欠片があちこちに落ちていたり、地面の凹凸に足をとられたりという場所でした。現在は、維新派以外でも島では様々なイベントや企画が行われており、特に、2008年には銅精錬所跡に福武財団による美術館もできています。
今回は犬島での二回目の公演ということについて、「なぜ犬島を選んだのですか?」とよく尋ねられます。まず、今回の公演場所を決めるために、瀬戸内国際芸術祭2010の会場となる島々を事前に見て回りました。そこで、一時間もあれば歩いて一周できる、この犬島が、最も私たちの身体に合った島でした。島の大きさはもちろん、車の通れないような細い道や、その軒先に並ぶ鉢植え、それらを自分たちの体で感じることができたというのが、私たちにとっての魅力でした。
公演場所自体は、前回と同じ銅精錬所跡で行いますが、劇場の作り方は全く異なります。前回「カンカラ」をご覧になった方でも、違った犬島の風景がご覧いただけると思います。

(劇場立体模型)
また島内では、維新派以外でも福武美術館財団による「家プロジェクト」や、芸術祭の他の企画も予定されています。
是非とも、犬島までの旅を、私たちとともにお楽しみください。
犬島について