こんにちは。役者の金子です。前回の役者松本ブログからも分かるように、我々はシンガポールに行ってきました。
改めて呼んでいただいたフェスティバルディレクターのキーホン、シルヴィアさん、そして応援していただいた現地のスタッフの皆さんに深くお礼いたします!そしてシンガポール大統領にも!よ!大統領!日本一!じゃなくてシンガポール!一国の大統領が観に来たんですよ?すごくないっすか?
そして感謝といえばそう、今回参加してくれたシンガポールのエキストラの人達。男性2人と女性9人の11人。今僕は、あなた達の名前を心の中で唱えている!みたいな。

「台湾の牛」では犬島、埼玉共にエキストラを募集し参加してもらう形をとっていました。なのでシンガポールでも同じく。で、ちょうどエキストラの人達も僕らと同じくらい出るシーンの振付を、僕金子と藤木氏が共同で作っているので、僕と女パート担当の近森、演出助手のエレコ中西さんとが、エキストラ稽古のために他役者らより3日早く、myボスらと共にシンガポールへと旅立ったわけです。
稽古はその他役者が来るまでの3日間。3日間でだいたい3シーン仕上げる。それまでは暑い現場劇場ではなく屋内、十分な広さ、クーラー有、見晴らし良好(近くにイスラムモスクが見えました)、なグッドプレイスにて稽古。
初めて会う人たち。いつだって初めて会う人は新鮮だ。しかも国が違う。言葉が違う。お互い自己紹介するもなかなか名前が聞き取れなかったりする。ツーツィンとかね。自分の耳に用意されてないでしょそういう名前?
とにかく今回のエキストラ稽古のマイテーマは「盛り上がる」ことと、「会話ができる関係を作る」こと。そのためにただ振付をやってくれという姿勢ではなくて、もうちょっと広い感じでアタックしていきたいと思ってました。そのためにしゃべるしゃべる動く動く。日本語が通じないというのを若干逆手にとって。僕らの稚拙な英語では伝えられないことは通訳のアンジェリンと、日本語ペラペラなエキストラ、ズオーちゃんがしっかり英訳してくれました。サンキュー。

どう?どうだった?楽しかった?妙なティーチャーだった?
とにかくおもしろいと思ってほしかったっす。それ以外ないっす。パッション&レボリューションっす。
見ること。よく演出家が「それじゃあ見えてこないんだよ」って言い方をするときがあるんですけど、今回、見る立場で見ていて、あ、見えたと思えたのは、男性パートの6人が、家族のように見えたこと。移民のシーンなんですよね、そこにかたまって立って動いてる男2人と女4人のグループが、家族のように見えたってのが、なんか、うれしかったっす。勝手な感想ですけどね。
でもね、みんな今回で初めて会った間柄だっていうのにすごい仲良くなったみたいでね、そのうちの5人は6月に日本に遊びに来るんですよね。すごくないっすか?そんな場を維新派として提供できたことがなによりも嬉しいですよ僕は。現地でもすごい良くしてもらって、色んな場所に連れてってもらったり、たくさんお土産をもらったり。。僕、喉を傷めたんですけどね、本番初日あたりに。ガラッガラになって。そのときもみんなすごい心配してくれましたしね。
エキストラといえば、埼玉でさんかしてくれたみんながわざわざ応援メッセージを僕らに届けてくれました。この場をかりてお礼します!みんなありがと!
シンガポールは飯うまい安い、気候いい、みんな親切。建ってる建物はえげつない。
そんなシンガポールにみなさんも一度足をお運びください。ありがとうございました!
そして我々は「風景画」というネクストステージへ!こちらにもぜひ!!!
と、今回のシンガポールを最後に役者の藤木太郎さん、大石美子さん、森百合香さんが退団されました。非常にお世話になり、またいろんな場所に一緒に行けたことを誇りに、うれしく思います。おつかれさまでした!
(金子仁司)

