1908年、ブラジルへの移民船、笠戸丸。
日本人少年ノイチは、ポルトガル移民のアンと恋に落ちる。
成長したノイチは、デモの夜に人を殺してしまう。ブラジルを離れることとなったノイチは、アンと先住民のチキノをつれて、南米中を転々とする。
放浪の過程で、日本人排斥運動やクーデターに巻き込まれ、散り散りになってしまったノイチたち。彼らは再び出会うことはできるのだろうか。
物語りの舞台は第二次世界大戦中の東欧。
戦災孤児の少年カイ、アベル、イサク、そして少女オルガの4人は
戦火の中をあてどなく彷徨います。
地雷を怖れ、野草を食み、
時には盗みを働きながらひたすら彼らは歩き続けます。
そして彼らの前に現れるは旅芸人の一座…。
多くの島が広がるアジアの海、多島海。
その南の海から、島づたいに日本にたどり着く道を
「海の道」と呼びます。
それらの島々を舞台にして、日本から東南アジアへ渡った人々、
アジアから日本へ渡ってきた人々にまつわる様々な逸話をもとに、
「20世紀の海の道」を描きます。